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2013年02月23日 (土) | Edit |
諏訪団地2
 
両親は,私が6歳だった1971年に,多摩ニュータウンの諏訪団地に引っ越してきました。この団地は,多摩ニュータウンの最も古いエリアで,そこへの初入居組でした。
その諏訪団地で,私は育ちました。
上の写真は,2010年に撮影した諏訪団地。
 
その後,20代のときに実家を出て,ワンルームマンションなどで一人暮らしをしましたが,30代で結婚したときに,平成に建て替えられた公団の賃貸に引っ越しました。
そして7年前からは,実家の近所にある団地(1978年築)を買って,リノベーションして住んでいます(2月9日の記事「団地リノベーションの我が家」参照)。

つまり,「公団」とか「団地」ばかりで暮らしてきたのです。
諏訪団地の前も団地住まいだったので,これまでの人生48年のうち,40年くらいは団地暮らし。

***
 
私が団地リノベーションの話をすると,「団地マニアなのですか?」と聞かれることがあります。
たしかに「団地好き」なのですが,そういわれると違和感があります。

「マニア」という言葉には,「鉄道マニア」のように,好きなものを趣味的に鑑賞するニュアンスがあります。
でも,私にとって団地は「愛すべき,身近な実用品」です。あるいは,きわめて「現実的なもの」といったらいいでしょうか。
団地をみて,胸が高鳴るかんじはありません。「萌え」たりなんかしません。
でも,日常のなかで触れていると,じんわりと「いいな」とか「ほっとする」というかんじはあります。
 
だから,「団地マニアですか?」と聞かれたら,こう答えます。

「いえ,私は団地エリートです。」

団地エリート。
ちょっとひらきなおった,私の造語です。
相手はたいてい,クスッと笑ってくれます。

「団地エリート」などと名乗るのは,「団地をよく知る人間として,その魅力をみんなに伝えたい」という気持ちからです。
 
私が考える「団地エリート」の要件は,つぎの3つ。

1.子ども時代に,団地で暮らしたことがある
2.大人になってからも,団地で暮らしたことがある
 (できれば今現在暮らしているほうが望ましいが,必須ではない)
3.団地暮らしへの愛がある
  
これらをすべて満たす方は,恥ずかしがらずに,ぜひ「団地エリート」を名乗ってくださいね(笑)。
  
以上の「要件」については,「そもそも団地とは何か」という問題もあるのですが,これはまた別の機会に。

***
 
諏訪団地の写真をいくつか。
建物中心の風景だけでなく,緑いっぱいの公園のような団地内の歩道や,実家のキッチン,洗面台も(2010~2011年撮影)。
ただし,これらの風景は,今はもうありません。諏訪団地は,2011年に建て替えのための取り壊しがはじまりました。今は新しい集合住宅が完成しつつあります。
  
諏訪団地1

諏訪団地3

諏訪団地・歩道

諏訪団地・キッチン

諏訪団地・洗面

(以上)

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テーマ:建築デザイン
ジャンル:学問・文化・芸術