FC2ブログ
2013年04月05日 (金) | Edit |
「自分で考えるための勉強法」シリーズの6回目です。

まず,「いいな」と思う人を応援しよう。

会議や打ち合わせで,いい意見を言う人がいたとします。そうした場では,「それいいね」ということを,はっきり表現することです。できればその場で,気が小さくてそれができないなら,あとで個人的に。

いい意見を言う人は,その場の「主役」になっています。それに嫉妬を感じる人もいます。私も「いいな,うらやましいな」と思うことがよくあります。

嫉妬にかられる人は,「それいいね」と言うかわりに,「でもね」とケチをつけます。主役よりもオレのほうが頭がいいんだぞ,というわけです。

これでは,仲間はできません。

私も,もともとはそういうタイプなのですが,がまんするように気をつけています。

「いいな」と思ったときに,「それいいね」「すごいね」と拍手できる人は,自然と仲間ができていきます。

もちろん拍手は,ゴマすりであっては意味がありません。「この人は,わかってないのにゴマをすっている」というのは,すぐにわかります。その意見や考えについて,本当に「いい」と感じられなければ駄目です。
 
「いい」と感じるセンスは,勉強して自分でつくっていくしかありません。

「主役」をめざすのは,よいことだと思います。でも,自分が主役になることばかり考えて,人に拍手を送れない人には,なかなか主役はまわってこないでしょう。

将来の主役は,「それいいね」と拍手する人の中からあらわれます。そういう人は感性豊かな勉強家で,よい友だちやよい先生に出会うことができるからです。よい人間関係の中で,自分を磨いていけるからです。

やさしい心がけとして「人にあたたかい言葉をかけましょう」と言っているのではありません。「人に拍手を送ることを忘れている人は,いつまでもさびしいままだし,自分自身の向上もない」という「必然」を言っているのです。

まず,他人の価値ある仕事を見きわめ,応援できる人になりましょう。そのことにプライドを持ちましょう。

(第6回終わり,つづく)

関連記事
テーマ:思うこと
ジャンル:学問・文化・芸術