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2013年04月27日 (土) | Edit |
今日4月27日は,はじめて世界周航を行った航海者・マゼランが亡くなった日です。そこで彼の「四百文字の偉人伝」を。

マゼラン

究極の地図のない旅

まともな地図はなく,自分がどこにいるのかはっきりしない。目的地にたどりつくルートがあるのかさえ,確証はない……大航海時代の有名な航海は,みなそういうものでした。

その代表格が,フェルディナンド・マゼラン(1480?~1521 ポルトガル)です。彼は,「南米と南極の両大陸を分かつ海峡が存在し,未知の大洋(太平洋)へ抜けられる」という未確認情報を信じて出発し,南米大陸の南部にやってきました。

しかし,海峡はみつかりません。海峡かと思って進んでも,河口や入り江です。ようやく海峡を発見し,太平洋に抜けたのは,スペインの港を出てから1年2ヵ月後のことでした(1520年)。

しかし,この大洋の大きさも,目的地の香料諸島(モルッカ)まで海が続いているかどうかも,まだわからない……未知に挑む,超人的な冒険の世界です。

でも,じつは私たちそれぞれの人生も,地図のない,マゼランの航海のようなものなのかもしれませんね。

野口悠紀雄著『「超」整理法3』(中公新書,1999)に教わった。参考として,ツバイク著,関・河原訳『マゼラン』(みすず書房,1972),ペイヤール著・高田勇訳「マジェランの世界一周」『世界ノンフィクション全集5』(筑摩書房,1968)。

【フェルディナンド・マゼラン】
初の世界周航を指揮した航海者。地球が丸いことを劇的に証明。1519年9月スペインを出航。太平洋に出てグアム経由でフィリピンに到達し,ここで現地民に殺された。部下が航海を続け,22年9月スペインに帰還。
1480年?生まれ 1521年4月27日没

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「四百文字の偉人伝」は,古今東西のさまざまな偉人を,400文字ほどで紹介するシリーズ。このブログでときどき載せています。(カテゴリー:四百文字の偉人伝)その101話をまとめた電子書籍『四百文字の偉人伝』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)も発売中です(アマゾンKindleストア楽天Kobo,ディスカヴァー社のホームページにて販売,400円)

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テーマ:歴史
ジャンル:学問・文化・芸術