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2013年09月01日 (日) | Edit |
 数日前,カミさんと1泊2日の短い旅行に行ってきました。
 高原のリゾートホテルで温泉につかって,ほかにとくに何もせず帰ってきました。
 帰省以外で,いわゆる「旅行」を家族でするのは,数年ぶりです。
 この何年か,いろんな意味で,そういう余裕がありませんでした。

 泊まったホテルは,これまで3,4回行ったことがあります。
 
 お高いホテルではありません。でも格安ホテルでもなく,一定のちゃんとした設備があります。
 私は,旅行をあまりしないし,ホテルもろくに知らないのですが,「ここは好きだ」と感じて,複数回訪れています。

 何が好きかというと,まず建物。
 1970年代後半に建てられたもので,おおむね3階建て。
 全体の部屋数も「何十」という単位でこじんまりしています。
 今どきのホテルのきらびやかな感じはありません。人によっては「古くさい」と感じるかもしれませんが,70年代っぽい,あたたかさや落ち着きがあります。
 
 こんな感じです。
 室内の写真は,ちょっとマニアックな私の視線です。こんなところは,ホテルのパンフにも載らないでしょう。お客さんの多くも,気にとめていないと思いますが,私は気にいっています。

高原のホテル・建物

高原のホテルの建物1

高原のホテルの建物2

 それから,広々とした芝生や雑木林のある庭も,魅力的です。散歩すると,気分がすっきりします。

高原のホテルの庭・雑木林

                        *

 さて,この週末はいつも通り団地の我が家で過ごしました。ウチは築30数年の古い団地をリノベーションして住んでいます(そのことについて書くのが,このブログの柱のひとつです)。

 下の写真は,ウチの棟の前の,小さな小さな雑木林。
 今朝のいくらか涼しいときに,ちょっとだけそこに出て,なごみました。
 上の写真の,リゾートの庭に負けてない…かも。

 「団地リゾート」(笑)も,なかなかです。

団地の雑木林・夏

ピロティからみた雑木林

(以上)
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ジャンル:学問・文化・芸術
2013年09月01日 (日) | Edit |
震災のあと (2)

震災のあと (1)
東日本大震災当日の我が家(リビングと書斎)

 1923年(大正12)の今日,関東大震災がありました。
 あちこちで,それにちなんだ行事や訓練が行われいるようです。私も,3月11日とともに,この日は自然災害(とくに地震)について考えます。

 上の写真は,東日本大震災で揺れた直後の我が家です。
 私の住む東京の多摩地区は,震度5強でした。
 築30数年の古い団地の我が家でしたが,建物本体には大きな被害はありませんでした。
 でも,かなり揺れたようです。
 
 私は地震のときは外出中で,たまたま市内にいました。
 地震の2時間後に帰宅すると,このありさまでした。
 書棚の本の8割がたは床に散乱し,食器類も,半分近く割れている。
 カバンのなかにデジカメがあったので,記録しておこうと,撮りました。
 
 でも,本が散らかったり,皿が割れたくらいのことで済んだわけです。翌日の夜にはだいたい片付いていました。被災地の様子を思えば,「被害はなかった」といっていいでしょう。

 しかし,家がぐちゃぐちゃになった様子には,やはりびっくりしました。

 そして,「今回くらいの揺れだとこれで済んだけと,震度6以上のさらに大きな揺れだと,非常に恐ろしいことになる」というのを,ひしひしと感じました。

 このブログでは,基本的に「古い団地のリノベ暮らし」を「いいですよ」といっています。
 しかし,「地震に比較的弱い」というのは,古い団地のデメリットです。
 1970年代に建てられた我が家は,現在の耐震基準(新耐震)以前の建築です。
 今の建物にくらべ,耐震性ではやはり劣るのです。

 だから,古い団地に住む人間として,一定の不安を持っているのは事実です。
 でも,普段はそれをあまり意識しません。
 (ただし防災グッズを家に備えたり,普段持ち歩いたりするような,最低限の備えはしています)

 でも,「不安だから,引っ越そう」という気にはなりません。

 引っ越そうにも先立つものもない,ということはあります。でもそれ以上に「やっぱり,ここを離れたくない」という気持ちがつよいのです。
 また,自分なりに耐震の問題について調べ考えた結果,「不安ばかりでもない」とも思っています。古い団地にもそれなりの相当な耐震性がある,ということです(ここでは立ち入りませんが)。
 
 この団地の我が家は,いろんな想いや考えを込めて,つくりあげてきた「自分の場所」です。

 きわめて激しい大災害の前には無力なのかもしれませんが,だからこそ,今の住まいや暮らしを,せいいっぱい大事にしていきたいと思っています。
 自分にはそれしかないな,ということです。

(以上) 
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