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2013年09月05日 (木) | Edit |
 「自分で考える勉強法」シリーズの43回目。

 「読書論」の話を続けています。
 このところは,教科書や子ども向けの本のこと,新書のすすめ,「通な本」と「最先端の本」,古典とのつきあい方,といったことを述べてきました。
 そして今回は,前回に引き続き,本を読むうえでの「スタイル」のようなこと。どこで,どんなふうに読むか,という話です。
 

机に向かっていては,本は読めない。

 「本は書斎の机に向かって読むもの」と思っていると,読めません。自分を振り返ってみても,机に向かって読んでいる時間というのは,そんなに多くありません。

 本が一番読めるのは,書店のそばのコーヒーショップに入って読むときや,帰りの電車の中で読むときです。

 そういうとき,「読みたい」という気分が最も盛り上がっています。
 そこでざっと拾い読みしたときの内容が,一番頭に残ります。本から得た知識の半分くらいは,買った直後に読んだものかもしれません。

 買ってきた本は,家に帰ると机やベッドの脇に積んでおきます。そのときすでに「読む気」は急速におとろえています。積んだまま何か月も読まないことも多いです。

 買った本は,すぐに本棚にしまい込んではいけません。そのまま読まないで終わってしまいます。目につくところに積んでおきましょう。

 つぎに本が読めるのは,ベッドの上です。

 ベッドの脇に積まれた本の中から,ふと思い出した本を取り出して読みます。仕事から帰って,風呂あがりの「やれやれ」というときに,寝ころがったままページをめくります。休日に,何時間もベッドの上で読んでいることもあります。

 ベッドの上の読書は,ストレスのない楽しい時間です。ベッドの上でなく机に向かって読んでいたら,疲れるでしょうね。

 たくさん読むコツは,「読みたいときに読む」ことと,「楽にして読む」ことなのです。それを,意識的にやっていくことです。

(以上,つづく)
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