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2013年09月12日 (木) | Edit |
ホテルの小さな図書室
 
 写真は,最近泊まったリゾートホテルにあった,図書室。
 屋根裏的なスペースにしつらえてあります。

 空間としては悪くないのですが,残念なのは並んでいる蔵書。
 要らなくなった本が「捨ててある」かんじが否めない。

 今はあまり読む人のいない,ふた昔前の流行作家の本や,なつかしい健康体操の本とかが,あるわけです。

 病院や集会所などの公共施設にも,ちょっとした「文庫」「図書室」が設けられていることがあります。でも,私の知るかぎり,いつも「捨てられた本」が並んでいるだけ。

 せっかくなら,もう少し「読まれる本」を並べることはできないものか。

 「高尚」な古典とか,しゃれた洋書とか,最新のベストセラーを多く並べようというのではありません。

 それよりむしろ,軽いかんじのハウ・ツー本,子ども向けのライトノベルやマンガなどがたくさんあっていいと思います。図鑑のような,ビジュアル系の本もいい。

 でも,そのなかで,定評のあるもの,「定番」的なものを選んでそろえられないものでしょうか。
 そして,「定番」というからには,「最新」よりはちょっと古いものがいい。
 本の数も「量より質」で,まずは何百冊かあれば十分。いや,「何十冊」だっていい。

 たとえば,写真のホテルの図書室には,ゴルフの練習本が何冊かありました。宿泊者が置いていったのでしょう。でもその分野できっと「定番」とか「とくによく読まれている」という本があるはずです。そういうのを置けたらいいと思います。

 そんな「良くセレクトされた」蔵書の並ぶ,小さなみんなの図書室。
 ウチの団地にあったら,いいな…

 あるいは,ウチでできないだろうか。
 (日時限定のオープンハウス方式になりますが)

 予算と人手と知恵が必要だけど,工夫すればなんとかなるのでは…

 たいていの「小さな図書室」の蔵書は,「みんなの本を持ち寄って…」というやり方で集めたものです。これでは,まずいい本は集まりません。図書室が「要らない本の捨て場所」になるだけ。
 やっぱり,予算を使って「これは」という本を買っていかないと。
 そして,「何を買うか」を仕切る「司書」のような人材も必要です。

 でも,これは本好きの妄想だろうなあ。

 そんな「図書室」があったところで,誰も使わないかな…立派な公共図書館だって近所にあるわけだし。
 その図書館ですら,最近は利用率が下がっているのですから。
 でもだからこそ,もっと身近なごく近所(歩いて2~3分以内)に,小さな図書室があればいいのかもしれません。

 まあ,とにかくこれは妄想です。無責任な,具体性もなにもない話。
 本棚に囲まれた真夜中の書斎で,ぼんやり考えたこと。もう寝ます。

(以上) 
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テーマ:建築デザイン
ジャンル:学問・文化・芸術