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2013年10月22日 (火) | Edit |
 「自分で考える勉強法」シリーズの58回目。

 このところ,「文章論」について述べています。
 といっても,具体的な文章のテクニックではなく,「とにかく書いてみよう」ということを強調してきました。
 今回は,書くための基本的な「構え」について,といったらいいでしょうか。


机に向かっていないと,書けない。

 このシリーズの別のところ(9月5日の記事)で,「机に向かっていては,本は読めない。ベッドの上のほうが読める」と書きました。
 でも,文章を書くときは,その逆です。机に向かっていないと,文章は書けません。

 世の中には,電車やタクシーの中でも原稿を書いてしまう,すごい人がいます。でも,真似できるものではありません。書くということは,読むことの何倍も集中力のいる行為です。

 集中するには,じっと机に向かっていることです。ワープロを前に,書こうとすることについてひたすら考えます。

 じっと待っていると,センテンスや考えが浮かんできます。
 そこですかさず,キーをたたく。
 急がないと,考えはどんどん逃げていきます。調子の悪いときでも,1~2時間やっていれば,何か出てきます。

 長く考えているほど,いろんなことが浮かんでくるようになってきます。30分ずつ4回に分けて考えるより,連続して2時間考えるほうが,トータルは同じでもはるかに多くの成果が上がります。

 情報のインプットは細切れの時間でもできますが,情報のアウトプット=書くことには,まとまった時間がないといけません。
 それに,ベッドで寝ころがっていてはワープロが打てないので,机に向かうことが必要です。

 細切れの時間や移動中でも書けるのは,すでに書く力を身につけた人だけです。書く力をつけるには,長い時間机に向かうしかありません。

 とりあえず,何も書けなくてもいいから,30分ほど机に向かっていられるよう,練習してみましょう。
 ほかのことではなく,「書く」という目的で,机に向かってみましょう。

(以上)
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