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2014年02月16日 (日) | Edit |
 ソチ五輪で,銀メダルに輝いたスノーボード・ハーフパイプの平野歩夢選手。
 テレビ報道で,彼をよく知る人が「基本を徹底的に繰り返し,チェックを重ねる練習をしていた」ということを言っていました。

 「基本の徹底重視」――私も,どんな分野でも大事なことだと思います。

 だから「平野選手さすが」と思うのですが,ほかの選手ならともかく,15歳の,いかにもイマドキの若者という感じの人がそうだというのが新鮮で,意味深いと思いました。

 日本のスポーツ界のなかで,「世界レベル」に達していない分野は,たいていは「まだ基本ができていない」のだと,私は勝手に思っています。

 サッカーでたとえれば,ボールの蹴り方の基本とかができていない,という感じです(日本のサッカーがそうだといっているのではありません。私にはそこはわかりません)。

 「お家芸」といっていた競技が衰退していくのも,おそらく「基本の軽視」がかかわっている。
 たとえば柔道がそうなっていかないか,心配です。

 基本は大事。
 でも問題は「何が基本か」ということ。

 「基本」は,ただの「初歩」というのともちがう気がします。

 それを身につけることで,さまざまな展開が可能になる,一種の「土台」のようなものだと,私はイメージしています。

 基本を無視するのは,論外。
 でも,的外れな「基本」をたくさん練習しても,高いレベルには上達しない。

 平野選手は,「基本」の名に値する何かについて,深く知ることができたのです。すぐれた指導者に恵まれたのでしょう。
 
(以上)
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