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2020年01月19日 (日) | Edit |
今年になって、別ブログの「そういち総研」で、つぎの2つの記事をアップしました。

ビザンツ帝国=東ローマ帝国とはどういう国だったか

古代・中世・近代という世界史の時代区分

「ビザンツ帝国=東ローマ帝国」というのは、世界史のなかではややマイナーなテーマです。少なくとも古代ギリシアやローマ帝国、あるいはイスラムの帝国などに比べると。

たとえば、世界史に興味がある人なら「古代ギリシアやローマ帝国の有名な人物をあげよ」といわれたら、いろんな名前が出てくるはずなんですが、ビザンツ帝国についてはなかなか出てこないのが普通です。

でも、じつはビザンツ帝国というのは、興味深いと思っています。その国家・社会のあり方が、現代世界の先進国によく似ているのです。

成熟して文化の活気は衰え、細かな応用や改良が中心。かつての民主主義の伝統は形骸化し、新たに台頭した周辺の新興国の脅威にさらされている……ビザンツで起こったことは、これからの世界でも起きるんじゃないか?もちろん、時代がちがうので同じことの繰り返しではなく、現代的に形を変えて起こるのでしょう。

「古代・中世・近代という世界史の時代区分」ですが、昔から重視してきたテーマです。じつは、私が世界史にのめり込み始めたきっかけは、20代の頃に世界史の時代区分について興味を持ったことでした。

当時、多少の本を読んでいるうちに「従来の世界史の時代区分には再検討の余地がある」と考えるようになって、その考えを補強するために色々読み始めたのです。そのときは「大きな発見」をしたような気持ちで、じつにわくわくしました。そして、20数年経った今現在も、基本的には当時のアイデアに沿って、それを充実させる方向で、世界史について考えています。

ところが最近の歴史家のあいだでは「時代区分は単なる便宜で、学問的にはあまり意味がない」などという考えが有力なのだそうです。とんでもないと思います。

時代区分というのは、膨大な歴史的知識を分類整理するための大きな枠組みを提供するものです。分類・整理を否定して、何が「学問」でしょうか。

遅くなりましたが、2020年における当ブログ最初の更新ですね。今年も世界史のことを中心に、いろいろ書いていきたいです。「書くことはたくさんある」と感じています。よろしくお願いします。

(以上)
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