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2013年06月13日 (木) | Edit |
 明日6月14日は,革命家エルネスト・ゲバラの誕生日です。
 そこで彼の「四百文字の偉人伝」を。古今東西のさまざまな偉人を400文字程度で紹介するシリーズ。

カテゴリー:四百文字の偉人伝

 ところで以下に出てくる「ゲリラ」という言葉。中高年はともかく,若い人は知らないかもしれません。
 ゲリラというのは,戦争の用語で「小部隊で出没・奇襲して敵側をかき乱す戦法」のこと(『新明解国語辞典』)。
 ゲバラはこの「ゲリラ戦法」の達人だったのです。


ゲバラ

「世界革命」を夢みたゲリラ戦士

 1959年,キューバで革命が起こり,社会主義政権が樹立されました。エルネスト・ゲバラ(1928~1967 アルゼンチン→キューバ)は,リーダーのカストロに協力し,ゲリラ戦を指揮した革命の英雄です。
 ゲバラは,この革命だけでは満足しませんでした。
 つぎに彼は,「世界中の腐敗した政権を倒し,人びとを開放する」という壮大な目標をかかげます。そしてその手はじめとして,兵士を率いてアフリカのコンゴに渡り,現地の政権に戦いを挑みました。
 しかし,失敗して撤退。
 今度は南米のボリビアで活動しますが,うまくいきません。現地の民衆は,彼の「革命」を相手にしませんでした。
 やがて彼は敵の政府に捕らえられ,殺されてしまいました。
 ゲバラを,「1人よがりの正義をふりかざして敗北した愚か者」とみることもできます。
 しかし,正義のために本当に命をかけた彼を,尊敬する人もおおぜいいます。あなたはどう思いますか?

シュナイダー著・瀬野文教訳『偉大なる敗北者たち』(草思社,2005)に教わった。ほかに参考として,三好徹著『チェ・ゲバラ伝(新装版)』(原書房,2001)。

【エルネスト・ゲバラ】
 キューバ革命の指導者。アルゼンチン出身。もとは医師だったが,母国の独裁政権に反発して出国。中南米諸国を渡り歩く中,1955年にメキシコで亡命中のカストロと出会い,軍事訓練をはじめる。
1928年6月14日生まれ 1967年10月9日没

「四百文字の偉人伝」は,古今東西のさまざまな偉人を,400文字ほどで紹介するシリーズ。このブログでときどき載せています。(カテゴリー:四百文字の偉人伝
 その101話をまとめた電子書籍『四百文字の偉人伝』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)も発売中です(アマゾンKindleストア楽天Kobo,ディスカヴァー社のホームページにて販売,400円)


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テーマ:歴史
ジャンル:学問・文化・芸術
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