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2013年06月25日 (火) | Edit |
 今日6月25日は,マイケル・ジャクソンが亡くなった日です。4年前の2009年のことでした。
 そこで彼の「四百文字の偉人伝」を。
 古今東西のさまざまな偉人について,400文字ほどで紹介するシリーズ。


 頼れるリーダー

 音楽ビジネス史上最高の活躍をしたスターのひとり,マイケル・ジャクソン(アメリカ,1958~2009)。
 しかし,ある時期からは奇行が取りざたされ,訴訟・裁判にまみれた人生でした。やがて活躍も減ってしまいました。
 そして,健康も害し,50歳の若さで亡くなってしまったのでした。
 亡くなる直前,彼は「これが最後」という大規模なコンサートツアーを準備していました。彼の死で本番を迎えることのなかったツアーでしたが,リハーサルの様子がのちに映画化されました。
 そこには,「奇行」の人などではないマイケルがいます。
 演出家に注文を出すときは,「信頼しているよ」「愛しているよ」という言葉をそえる。
 若手の女性ギタリストと共演する場面では,「もっと強くギターを鳴らせ!ここが君の見せ場だ!」と声がけしてリードする。
 キーボード奏者への微妙な指示は,自分で軽く歌ってニュアンスを示す。
 そして,力強いスピーチで,ダンスチームの士気を盛り上げる。
 まさに,「仕事を知り尽くした,頼れるリーダー」なのです。
 ステージの上の彼こそが,本当の彼なのでしょう。ステージの上こそが,マイケル・ジャクソンにとって,ほんとうに生きている時間なのです。

【マイケル・ジャクソン】
 1958年8月29日生まれ 2009年6月25日死去

「四百文字の偉人伝」は,古今東西のさまざまな偉人を,400文字ほどで紹介するシリーズ。このブログでときどき載せています。(カテゴリー:四百文字の偉人伝
 その101話をまとめた電子書籍『四百文字の偉人伝』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)も発売中です(アマゾンKindleストア楽天Kobo,ディスカヴァー社のホームページにて販売,400円)

  
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テーマ:あれこれ
ジャンル:学問・文化・芸術
コメント
この記事へのコメント
永遠に語られるべき功績
そういちさん、こんにちは。
相互リンク、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。

私が洋楽を意識して聴くきっかけをくれたのがマイケルでした。
母が買ったアルバム、「スリラー」をレコードが
擦り切れそうになるまで聴き込んだのを覚えています。

あと、マイケル=ジャクソンを語るとき、絶対に忘れてはいけないことがあると思います。

「We Are The World」です。

このチャリティー活動(アフリカ飢餓救済運動)が、それ以後、
世界の著名人の環境問題やボランティアへの意識を
高めることになった、といっても過言ではないと考えます。
これだけでも、世界の芸能史に永遠に語り継がれるべき
アーティストであると私は思っています。
2013/06/25(Tue) 12:06 | URL  | たきやん。 #2HkoM2sc[ 編集]
Re: 永遠に語られるべき功績
たきやん。さんこんにちは。
コメントありがとうございます。
相互リンク,たいへんうれしいです。
たきやん。さんの記事に,いろいろ刺激を受けると思います。
これからも,どうかよろしくお願いします。

マイケルのような人は,亡くなってしまうと,生きているときとちがって
輝いていた面や功績に,人びとが目を向けるようになるのかな,と思います。
生身の人間としての欠点やみっともない所が,遠くかすんできて,
立派な「仕事」ばかりが,私たちの前に残るかんじ。
2013/06/25(Tue) 20:44 | URL  | そういち #-[ 編集]
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