FC2ブログ
2013年07月18日 (木) | Edit |
 あさっての7月20日は,俳優ブルース・リーが亡くなった日です。
 彼が病気で急死したのは,1973年のこと。32歳の若さでした。今年は亡くなってから40年目。もしも生きていたら,70歳過ぎになっているんですね…

 そこで彼の「四百文字の偉人伝」を。古今東西のさまざまな偉人を400文字程度で紹介するシリーズ。

ブルース・リー

ドラゴンは勉強家

 映画『燃えよドラゴン』などで知られる俳優ブルース・リー(李小龍,1940~1973,香港)。1970年代に,今の私たちがイメージする「カンフーのアクション」というものを確立し,世界に広めた人です。
 彼は,32歳の若さで病死しました。その遺品には,何千冊もの蔵書や,武術や東洋思想を論じた原稿がありました。
 それらをみると,彼が「多くの本を読む勉強家で,武術の本格的な研究者だった」ということがわかります。
 これは,彼の一般的なイメージ――独特の叫び声を発しながら闘っている姿――とはかなりちがうと思いませんか?
 しかし,それだけ熱心に自分の専門を掘り下げていったからこそ,彼のアクションには,ほかの人がマネできない魅力が生じたのではないでしょうか? 
 やっぱり,どんな分野でも,道をきわめるのは「情熱をもってよく勉強する人」なのです。

参考:リンダ・リー著・柴田京子訳『ブルース・リー・ストーリー』(キネマ旬報社,1993),四方田犬彦著『ブルース・リー ――李小龍の栄光と孤独』(晶文社,2005),ブルース・リー,ジョン・リトル『ブルース・リー ノーツ』(福昌堂,1997)

【ブルース・リー(李小龍)】
 カンフーを世界に広めた俳優・武術家。香港で育ち,子役で映画に出演。大学を出たアメリカで道場を開いたが,のちに俳優となり,おもに香港映画で活躍した。代表作『燃えよドラゴン』公開の年に病のため急死。
1940年11月27日生まれ 1973年7月20日没


読書するブルース・リー
(『ブルース・リー ノーツ』福昌堂 より)

読書するブルース・リー


 「四百文字の偉人伝」は,古今東西のさまざまな偉人を,400文字ほどで紹介するシリーズ。このブログでときどき載せています。(カテゴリー:四百文字の偉人伝
 その101話をまとめた電子書籍『四百文字の偉人伝』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)も発売中です(アマゾンKindleストア楽天Kobo,ディスカヴァー社のホームページなどにて販売,400円)

四百文字の偉人伝四百文字の偉人伝
(2013/02/04)
秋田総一郎

商品詳細を見る

(以上)
関連記事
テーマ:読書メモ
ジャンル:学問・文化・芸術
コメント
この記事へのコメント
超一流と言われるために
そういちさん、おはようございます。
最近、時間を見つけて少しずつですが、
過去の記事を読ませて頂いています。

ブルースリーといえば、中学時代にトレーニングの休憩時間に
本を数ページ読む、というエピソードを聞き、触発された記憶があります。
と同時に、そこまでしないと一流になれないのか、と
考えたのも懐かしい話です。

この記事は、私が座右の銘としている
「天才とは、無限に努力し続けることのできる能力のことである」
という言葉を再認識させてくれるものでした。
ありがとうございました。
2013/07/18(Thu) 08:33 | URL  | たきやん。 #2HkoM2sc[ 編集]
Re: 超一流と言われるために
 たきやん。さん,コメントありがとうございます。
 ブルース・リーの伝記的な本を読むと,この人はほんとうに熱心な努力家だったのだな,と感じます。
 でも,その努力が一定のかたちで実ったとき,つまり彼を世界的に有名にした『燃えよドラゴン』が大ヒットしたときには,すでに亡くなっていました…
 過去の記事も読んでくださっているとのこと,うれしいです。遠く離れた町の見ず知らずの方から,こうして声援をいただける……ブログの愉しみですね。
 今度(明日かあさって),彼の「遺作」とされる映画『死亡遊戯』のことでも書こうかと。ヒドい映画なんですが,でも興味深いのです。
 
2013/07/19(Fri) 21:45 | URL  | そういち #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック