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2013年02月12日 (火) | Edit |
今日2月12日は,作家・司馬遼太郎の亡くなった日です。

そこで司馬遼太郎の「四百文字の偉人伝」を。「四百文字程度で,古今東西のさまざまな偉人を紹介する」シリーズ。

その101話をまとめた電子書籍『四百文字の偉人伝』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)も発売中です(アマゾンKindleストア,楽天kobo,ディスカヴァー社のホームページにて販売,400円)。

司馬遼太郎 (しば・りょうたろう)

遺産からみえる作家の人生

 司馬遼太郎(1923~1996)は,数多くの歴史小説を残し,幅広い読者を得た大作家でした。
 司馬が亡くなった翌年,彼の遺産の評価額が公表されました。
 その総額は,26億4千万円。その大部分の20億1千万円が,銀行などへの預貯金です。あとは,著作権(3億9千万円)と,自宅の土地建物(2億4千万円)。
 これだけの財産を残す人なら,ふつうは,ほかに株などの証券や,自宅以外の不動産や美術品などがあってもよさそうですが,ありませんでした。
 これは,司馬の人生をよくあらわしています。
 ひたすら大好きな歴史を探究し,作品を生み出す日々。印税が口座に何億円振り込まれようと頓着せず,その一部を使って何万冊もの本を買い,蔵書が収まる邸宅を建てる。ほかに何もいらない。
 「仕事の充実」や「お金とのつきあい」という点からみて,じつに幸せな人生だったといえるでしょう。

遺産総額については,『朝日新聞』(1997年2月14日夕刊)の記事による。

【司馬遼太郎】
昭和の戦後に活躍した作家。数多くの歴史小説・エッセイは広く読まれ,日本人の歴史観にも影響を与えた。代表作は『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『翔ぶが如く』などのほか,紀行エッセイ『街道をゆく』。
1923年(大正12)8月7日生まれ 1996年(平成8)2月12日没

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テーマ:作家活動
ジャンル:学問・文化・芸術
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