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2013年09月15日 (日) | Edit |
 あさって9月17日は,明治の文人・正岡子規の生まれた日です。
 そこで彼の「四百文字の偉人伝」を。古今東西のさまざまな偉人を400文字程度で紹介するシリーズ。


正岡子規(まさおか・しき)

今も続く「楽しみの輪」

 正岡子規(1867~1902)は,俳句や短歌を革新する運動を行い,近代的な日本語文の成立にも貢献した明治の文人です。
 これらの仕事を,彼は自分のサークルをつくって仲間とともに行いました。子規はワクワクすることを提案し,人をまきこむ名人でした。
 文学だけではありません。学生時代には,野球を楽しむ集まりを,日本ではじめて主宰したりもしています。
 彼は,結核のため35歳で亡くなりました。
 30歳ころからは,病気で家にこもりきりの生活です。
 それでも,彼の家には頻繁に人が訪れ,句会などが催されました。また,病床から新聞や雑誌に文章を発表し,賛同者を全国に増やしていきました。
 そして子規の死後,彼の仲間たちは,文芸の世界でそれぞれに活躍していったのでした。
 現代の俳句や短歌の愛好者たちは,100年以上前に子規が立ちあげた「楽しみの輪」の中で今も活動している,といえるのでしょう。すごい主催者です。

坪内稔典著『正岡子規の〈楽しむ力〉』(NHK出版生活人新書,2009)に教わった。

【正岡子規】
明治の文人。〈柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺〉の人。俳句と短歌を革新し,新時代の文芸として再生した。『病牀六尺』などに収められた随筆は,近代的日本語文の成立にも影響を与えた。
1867年(慶応三)9月17日生まれ 1902年(明治35)9月19日没

 「四百文字の偉人伝」は,古今東西のさまざまな偉人を,400文字ほどで紹介するシリーズ。このブログでときどき載せています。(カテゴリー:四百文字の偉人伝
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(以上)
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ジャンル:学問・文化・芸術
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