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2013年09月25日 (水) | Edit |
 「自分で考える勉強法」シリーズの49回目。

 ここしばらく「読書論」を続けていましたが,前回から「文章論」について述べています。
 強調したいのは,「文章を書くことで考える力がつく。だから書こう」ということです。

 
学校で作文が苦手だった人でも,
続ければ本の著者になれる。


 中学・高校のころの私は,作文が苦手でした。授業で書かされる400字,800字の小論文に四苦八苦していました。やっと書き上げても,なかなかいい点数はもらえませんでした。

 それが,大学生になってから,ちょっとずつ何かを書くことを始めました。
 最初は,前回述べた,短い「日記」のようなものです。

 そこから,原稿用紙10~20枚のレポートが書けるようになるまで1年余りかかりました。あまり上達の早いほうとは言えません。

 そして,内容はともかく,50~100枚のものが書けるようになるまで,さらに2~3年。
 さらに4~5年経つと,本1冊分,つまり原稿用紙300枚が書けるようになっていました。

 今でも自分の文章がうまいとは思いませんが,人に読んでもらえる文章を,たとえばこのシリーズのように1冊分書きとおせるようにはなりました(このシリーズは,本1冊分の原稿がすでにあります)。

 これまで,ささやかですが商業出版もしましたし,最近は,若い人の作文・小論文の指導もしています。

 本を書く人は,必ずしも子どものころから文章を書くのが得意だったわけではありません。もちろん得意だった人も多いのですが,そうでない人も同じくらいいるのです。

 絵画やスポーツでは,こうはいきません。
 プロの腕前になる人は,みんな子どものころから「絵がうまい」「野球がうまい」と言われていました。これにくらべると,学問や文章の世界での上達というのは,誰にでも開かれているのです。

 でも,多くの人は「何か書けるようになりたい」「自分の考えを持ちたい」と願っても,ここで言っていること――文章を書くこと――を実行しません。

 たくさんの本を読んで勉強している人でも,なかなか書きません。
 ブログを始めても,数百文字以上のまとまった文章を書き続ける人は,多くありません。

 とるべき方法がシンプルで,その方法をわかっていても,実行に移す人は少ないのです。

 だから,「文章を書いてみよう」「書き続けよう」ということを,このシリーズでは強調しています。

(以上)
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テーマ:勉強
ジャンル:学問・文化・芸術
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