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2013年11月22日 (金) | Edit |
「自分で考える勉強法」シリーズの64回目。
 11月3日の記事にある新刊の電子書籍『自分で考えるための勉強法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)も,ぜひよろしくお願いします。

自分で考えるための勉強法 (Discover Digital Library)自分で考えるための勉強法 (Discover Digital Library)
(2013/11/01)
秋田総一郎

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 このところ,「勉強のための生活論,組織論」について述べています。
 勉強するための「時間」「場所」「人のつながり」といったことです。細かなノウハウではなく,それらについての基本的な考え方。

 今回は,テレビなどの「時間つぶし」をどうとらえるか。「テレビ」というのは,漫然とネットをみたりゲームをすることなども含めて象徴的に言ってます。


テレビと飲み過ぎ以外は,時間の無駄ではない。

 時間を無駄にしないためには,どうしたらいいのでしょうか? テレビを見過ぎないこと,お酒を飲み過ぎないこと。大事なのは,この二つです。

 私はテレビが好きなので,うっかりしていると,5時間でも6時間でも観ています。お酒も好きです。誘われたら,まず断りません。ひとりの夜でも,家で晩酌をしています。

 でも,どこかでほどほどにしておかないと,勉強の時間がなくなってしまいます。

 会社員だったころの私は,仕事から帰るとまずテレビをつけていました。
 その後すぐにパソコンを立ち上げて机に向かいます。そして,テレビを観ながら,ワープロを打ち始める。のってくると,テレビはどうでもよくなって,音を小さくします。

 家に帰るなり飲んでいたのでは,何もできなくなりますから,家で飲むのは(体にはよくないですが)深夜になってからです。でもがまんできなくて,夕食のとき,ちょっとだけビールを飲んだりしたのでした。

 テレビとお酒以外の楽しみで,時間の無駄使いというのはあり得ません。
 もし,テレビとお酒以外で時間を使ってしまって勉強できないというのであれば,あなたがやりたいことは勉強ではないのです。


 つい時間を使ってしまうその「楽しみ」が,あなたの本当にしたいことです。したいことをしているのは,有意義な時間です。

 休みの日にテレビしか楽しみがないという人は,勉強に向いています。テレビを減らすだけで,本が読めます。書くことができます。いろんな楽しみがある人は,そうはいかないのです。

(以上)
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テーマ:勉強
ジャンル:学問・文化・芸術
コメント
この記事へのコメント
失礼します。

テレビとお酒以外はすべて時間の無駄ではない

そういう考え方も確かにできそうですね。私も似たような考えを持っているような気がします(私もお酒が大好きですが)。

ただ、最近、別の考え方もジワジワと浮かぶようになってきたので、そのことをちょっと書かせていただきます。もしよろしければ、そういち様の御意見をお聞かせいただければと思います。

私が気になるのは

テレビを見ている時間は本当に無駄なのか?

ということです。

テレビを否定する意見は非常に多くみられますし、私もしばしばその弊害を感じております。ですが、最近ではプラスの面もかなり多くあるように思うのです。たとえば、

・テレビがどうやって視聴者を何時間も立ち止まらせることができているのか、その手法を学べる

・「嘘をつかないで人をだます(分かったような気にさせる)手法」を学ぶことができる

・人との雑談の際、テレビの内容を知っていることで、相手との共通の話題をもつことができる(テレビがみている人が多いということは、それだけこの効果が大きくなる。逆にテレビの内容知らないと、周囲の秩序を乱す可能性がある)


などです。ちなみに人を騙すことに関しては、自分も同じように騙すのではなく、騙そうとする人間から己を守るために役立つ資料になるのかなあ、なんて思います。


以上は若輩者である私の一個人的な意見ですが、もしよろしければそういち様のご意見をお聞かせいただければと思います。よろしくお願いいたします。
2013/11/22(Fri) 19:24 | URL  | どですかでん次郎 #-[ 編集]
どですかでん次郎さんへ
 こんにちは,コメントありがとうございます。
 考えさせられる問いかけをいただき,うれしいかぎりです。

 まず,漫然とした娯楽してのテレビは,私は好きです。これまでの人生で,わりと観ているほうだと思います。浪人中に,ドラマの再放送なんかを(『相棒』シリーズとか)朝から晩まで観たこともありました……

 「テレビにプラスの面がある」というのは,私もたしかにそうだと思います。
 この「勉強法」でテーマにしているような「自分のアタマで考えるための勉強」ということにとって,テレビにも役立つ面はあると思います。
 どですかでん次郎さんの言われるように,「人を惹きつける,騙す」など,表現のさまざまな手法に触れること,それから「人との共通の話題」「常識」を知ることができる……等々。

 私にとっては,テレビというのは,この世のいろんな様子や商品や作品を切り取って並べている「ショーウインドウ」のような感じもします。それはそれで,たいへん魅力的です。

 あれだけの予算や手間をかけてつくられている世界なのですから,そこからいろんなことを学ぶことはできると思います。ただし,どですかでん次郎さんのように主体的な姿勢とか「問いかけ」が必要だとは思います。
 そのような「問いかけ」は,たぶんテレビを観ているだけでは,できていかないはずです。

 さて,おっしゃるように,テレビは「文化的」「知的」であろうとする人たちから,いろいろ否定的にいわれてきました。
 その根本には,テレビが圧倒的に多くの人に影響をあたえるメディアだった,ということがあるでしょう。メジャーで大衆的なものは,インテリにけなされる傾向があります。

 しかし,将来はそれも変わってくるかもしれません。
 テレビの影響力が衰退してきています。テレビは以前ほどは観られなくなっており,人びとが夢中にもならなくなっています。
 もしも将来,テレビが今よりもずっとマイナーなものになると,ある種の「シブい文化」として評価されるようになるかもしれません。
 「テレビが好きで」などというと,ちょっと文化的な香りがする時代が,いつか来たりして(^^;)
2013/11/23(Sat) 07:20 | URL  | そういち #-[ 編集]
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