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2013年12月18日 (水) | Edit |
 「自分で考える勉強法」シリーズの68回目。
 11月3日の記事にある新刊の電子書籍『自分で考えるための勉強法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)も,ぜひよろしくお願いします。

自分で考えるための勉強法 (Discover Digital Library)自分で考えるための勉強法 (Discover Digital Library)
(2013/11/01)
秋田総一郎

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 このところ,「勉強のための生活論,組織論」について述べています。
 勉強するための「時間」「場所」「人のつながり」といったことです。細かなノウハウではなく,ざっくりとした基本的な考え方。
 今回は,人が集まる「勉強会」について。今はネット上での交流も盛んですが,やはりリアルで人に会って話すというのはちがいます。大事なことではないかと。


「勉強会」をおおげさに考えない。
三人集まれば,勉強会。


 「勉強会」を持つことはいいことです。考えを交流する場を持つのは,必要なことです。孤立して「考える」ことはできません。

 そして,現実に人と会って話す「勉強会」というのは,「交流の場」としては,たいへん密度の濃いものといえるでしょう。ネット上の交流にはない充実感が,あるのです。

 でも,勉強会というものを,おおげさに考える必要はありません。どんなにささやかでもいいから,「考えを交流する場」を持つことです。

 3人集まれば,勉強会になります。3人の人間が年1回のペースで3回も集まれば,それが勉強会なのです。

 勉強会は2人でも一応成り立ちます。しかし,意見の多様性が,3人になるとぐっと広がります。2人だと自分のほかにひとりしかいませんが,3人だと自分以外の人が複数います。それが大事なのです。

 慣れていない人は,10人も集めて月1回は開かないといけないと思っています。
 でも,そういう立派な会は,もっとあとでもいいのです。「10人で月1回」などということをすると――とくに世話役などをすると,運営にエネルギーを使い過ぎて,自分の勉強ができなくなることがあります。

 初めのうちは,密度の濃い仲間が2~3人もいれば十分なのです。

 私も,そんな2人や3人の勉強会をしてきました。20代のころでした。場所は,郊外のファミレスです。ペースとしては,年数回くらい。アルコールは一切なし。コーヒーや軽食をときどき注文しながら,4~5時間粘っていました。コーヒーショップに集まることもありました。

 個室・教室のほうがよければ,公共施設に安い料金で使えるものがいろいろあります。自宅で研究会をしたこともあります。

 とにかく,2~3人なら,事務的な負担はほとんどゼロです。会場の確保も容易です。それぞれが発言したり,それぞれのテーマについて話し合ったりする時間も,十分にとれます。組織運営のノウハウがなくても,充実した会にできるでしょう。

 まず,2~3人で始めてみましょう。その中で,自分の世界を築いていきましょう。そのあと必要なら,本格的なサークルを作ればいいのです。

(以上)
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テーマ:勉強
ジャンル:学問・文化・芸術
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