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2014年02月24日 (月) | Edit |
 2月24日は,アップルの創業者スティーブ・ジョブズの誕生日です。
 そこで, 彼の言葉をひとつ紹介します。

 ジョブズの文明観・歴史観に関わるものです。
 彼の言葉の中でも,これはとくに好き。
 
 ジョブズは,「さまざまな遺産の継承のうえに,今の私たちが存在している」といっています。
 そして,そのような認識にもとづいて,私たちが個人として,あるいは国民や市民としてどう生きるか,ということにも触れています。

 私は世界史に強く関心を持っていて,このブログのかなりの記事は世界史関連です。
 ジョブズの言っていることは,世界史(歴史)を通して私たちが知るべき,だいじなメッセージだとも思います。

 《なにが僕を駆り立てたのか。クリエイティブな人というのは,先人が遺してくれたものが使えることに感謝を表したいと思っているはずだ。僕が使っている言葉も数字も,僕は発明していない。自分の食べ物はごくわずかしか作っていないし,自分の服なんて作ったことさえない。
 僕がいろいろできるのは,ほかの人たちがいろいろしてくれているからであり,すべて,先人の肩に乗せてもらっているからなんだ。そして,僕らの大半は,人類全体になにかをお返ししたい,人類全体の流れになにかを加えたいと思っているんだ。それはつまり,自分にやれる方法でなにかを表現するってことなんだ……僕らは自分が持つ才能を使って心の奥底にある感情を表現しようとするんだ。僕らの先人が遺してくれたあらゆる成果に対する感謝を表現しようとするんだ。そして,その流れになにかを追加しようとするんだ。
 そう思って,僕は歩いてきた。》


(ウォルター・アイザックソン(井口耕二訳)『スティーブ・ジョブズⅡ』講談社より)

***

 私たちも,歴史の遺産になにかを加えることをしていきたいものです。
 ごくささやかなことでいいと思います。
 あるいは,そんな仕事をすすめている人たちを,少しでも応援していきましょう。

 私たちも,私たちになりに歩いていきましょう。

(以上)
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