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2014年03月02日 (日) | Edit |
 3月2日は,ソビエト連邦最後の指導者ゴルバチョフの誕生日です。
 そこで,彼の「四百文字の偉人伝」を。古今東西の偉人を400文字程度で紹介するシリーズ。

ゴルバチョフ

それでもやはり世界平和の功労者

 ミハイル・ゴルバチョフ(1931~ ロシア)は,1991年に崩壊した社会主義国・ソビエト連邦(ソ連)最後の指導者です。
 彼がリーダーになった当時(80年代後半)のソ連は,アメリカと軍事力で競い合う「超大国」でしたが,人びとの自由は抑圧され,経済はボロボロ。ソ連とアメリカはいつ核戦争になってもおかしくない状況でした。
 彼は,政治の大改革に取り組み,アメリカとの関係も改善しました。
 しかし,改革がきっかけで動揺したソ連の体制は崩壊し,彼も失脚してしまいます。ソ連に従属していた東欧諸国の社会主義体制も,同じ道をたどりました。
 でもその結果,ソ連や東欧の国民は以前より自由になり,米ソの戦争も避けられたのです。
 彼はその後,「名士」として講演やイベント出演などで稼いでいます。
 偉人らしくない? そうかもしれませんが,それでも彼が世界平和に大きく貢献したことはまちがいないのです。

シュナイダー著・瀬野文教訳『偉大なる敗北者たち』(草思社,2005)に教わった。

【ミハイル・ゴルバチョフ】
ソビエト連邦の幕を引いた政治家。1985年,ソ連の最高権力者に。86年以降「ペレストロイカ(再建)」「グラスノスチ(情報公開)」と称する改革を行う。91年にはソ連共産党を解散し,連邦解体の激動の中で辞任。
1931年3月2日生まれ(2014年3月現存)

 ***

 「四百文字の偉人伝」は,古今東西のさまざまな偉人を,400文字ほどで紹介するシリーズ。このブログでときどき載せています。(カテゴリー:四百文字の偉人伝
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