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2014年03月23日 (日) | Edit |
 3月23日は,映画監督・黒澤明の誕生日です。
 そこで彼の「四百文字の偉人伝」を。古今東西の歴史を400文字程度で紹介するシリーズ。

黒澤 明(くろさわ・あきら)

一番大切なのは脚本

 映画監督・黒澤明(1910~1998)は,『七人の侍』など数々の名作を生み出した,日本映画を代表する巨匠です。
 黒澤は,「脚本は,映画の苗だ」といいました。
 「映画にとって,脚本はすべてのもとである」ということです。「基礎となる設計図」といってもいいでしょう。
 脚本がダメだと,演出や役者の演技やそのほかのことがどんなによくても,二流以下の映画しかできない。でも,脚本がおもしろければ,きっといい映画ができる。
 「まず,設計がだいじ」というのは,何ごとにも通じるのではないでしょうか。
 そして黒澤は,若い映画人にいっています。「映画監督になるには,まず脚本を書いて完成させることだ。忙しくても,1日に原稿用紙1枚書けば,1年で300枚になる」――彼も助監督時代にそれを実行したのです。
 私たちも彼のように,夢を形にするために,自分の仕事を進めていきたいものです。

黒澤明著『夢は天才である』(文藝春秋,1999),同『蝦蟇の油』(岩波現代文庫,2001)による。

【黒澤 明】
世界の映画史に名を残す映画監督。『羅生門』が1951年にベネチア映画祭でグランプリを受賞し,海外で日本映画が評価される先駆けとなった。有名な傑作が1,2本ではなく,数多くあることがすごい。
1910年(明治43)3月23日生まれ 1998年(平成10)9月6日没

 ***

 「四百文字の偉人伝」は,古今東西のさまざまな偉人を,400文字ほどで紹介するシリーズ。このブログでときどき載せています。(カテゴリー:四百文字の偉人伝
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ジャンル:学問・文化・芸術
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