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2014年06月14日 (土) | Edit |
ヒカリエからみた渋谷
ヒカリエからみた渋谷

ヒカリエ・orb
シアターオーブのロビー
 
 先日の夜,渋谷の東急シアターオーブで,「オーシャンズ11」というミュージカルを観ました。

 同名のハリウッド映画をミュージカル化したもの。主演は香取信吾。共演は山本耕史,観月ありさほか。
 香取君がジョージ・クルーニー,山本君がブラッド・ピット,観月さんがジュリア・ロバーツというわけです。

 私の妻は長年のSMAPファンです。コンサートだけでなく,メンバーが主演の舞台は,よく観に行ってます。私も何度もご一緒しております。

 シアターオーブは,渋谷ヒカリエの11階にあります。
 渋谷ヒカリエのような,新しい大きな建物に行くと,立派だなー,いかにもきれいだなーと感心します。
 子どものころにイメージした「21世紀のピカピカの未来都市」が,かなり現実になっている。
 それを建築として,本当に好きかどうかは別ですが・・・

 劇場のロビーからは,渋谷の街やその先の新宿周辺が見渡せます。雨上がりの空が美しかった。(上の写真)

  ***
 
 劇場の席に着くと,まわりは女性ばかり。
 おしゃれな・きれいな女の子もたくさんいる。渋谷は華やか。

 劇中では,香取君や山本君が,いかにもキザな伊達男という感じで歌って踊っていました。
 「まるで宝塚の男役みたい」と思いました。あとで妻からきくと,この作品は「ハリウッド映画をもとにした宝塚の演目を,さらにリメイクしたもの」なんですね。どおりで。
 
 ほんとうに男前の役者が「キザで伊達な感じ」をやると,たしかにサマになります。
 「かっこいいー」という女性の声も聞こえてきました。

 宝塚の男役の人がみたら,「やっぱりホンモノの男にはかなわない・・・」と嫉妬するかもしれません(おネエの人が,きれいな女性に嫉妬するみたいな感じでしょうか)。

 観月ありささんは,私たちの3階席の遠くからみても,「美人」であることがはっきわかる。さすがです。
 「敵役」のカジノのオーナーを演じた橋本さとしさんは,堂々たるセリフまわしや歌いっぷり。まさに「任せて安心」のプロ。

 そんな様子を,楽しんできました。

 こういうとき,私は「有名人をみる眼福」ということを思います。
 どういうことかについては,以下をご覧ください。去年の記事の再録です。

 ***

有名人を見るという「眼福」

 最近,東京のある繁華街のはずれを妻と歩いていて,安室奈美恵さんをすぐ近くでみかけました。
 上はニットで下はぴったりしたジーンズ。帽子やサングラスは着けてません。髪型は,まさにテレビでみるロングヘア。

 …などということをよろこんで書くのは,幼稚で品がないかなーというためらいが,以前の私にはありました。

 でも,何年か前に本多信一さん(職業相談の大家)のエッセイで「有名人の美しい人やみごとな人をみるのは『眼福』である,つまり人のだいじな幸せだ」という意味の話を読んでから,変わりました。

 「眼福(がんぷく)」というのは,「ほかでは見られないすぐれた物を見て,楽しい思いをすること」です(『新明解国語辞典』)。「眼福を得る」などというそうです。

 本多さんは今70歳代で,幼いころからずっと東京の阿佐ヶ谷に住んでいます。近所に相撲部屋があったので,昭和の名力士が実家のタバコ屋に買いにきたり,駅前で将棋の名棋士をみかけたりして,「眼福」を得たのだそうです。

 さて,間近でみた安室さんは,CMなどでみるお人形さんのようなキュートというより,シャープな,鍛えたバレリーナみたいな感じでした。やはりふつうの人ではない。「眼福」をいただきました。

 私は多摩の奥地に住んでいて,都会にはめったに出ません。でも「上京」すると,有名人をみかけることが結構あります。東京ってすごいなー。

 **

 私がこれまでに得てきたいくつかの「眼福」を振り返りたくなりました。

 20年近く前,20歳くらいの宮沢りえさんが,ドラマのロケをしているのを,近所の駅前でみたこと。
 そのときの宮沢さんは,観音さまのようにキレイでした(今もキレイなんでしょうけど)。

 学生時代(20数年前),ある映画の試写会に行ったとき,来賓の手塚治虫先生と藤子・F・不二雄先生が,休憩時間にロビーのベンチで,談笑しているのをみたこと。
 神と神が話している!

 これも学生時代,まだ「国民的」になる前の宮崎駿監督の新作(あるテレビシリーズ)の試写会で,監督の講演を聴いたこと。(あのころ,雑誌で知ったこういう試写会に結構行ってたな)
 「どうして宮崎さんの描くおんなのこはかわいいんですか?」などと質問する若者がいましたが,宮崎監督は罵倒することなく,まじめに対応されていました。

  10数年前,友人の結婚披露宴で,近くのテーブルに座っている人間国宝の歌舞伎役者・中村芝翫(しかん)さんをみたこと。美しい着物姿でした。

 ふつうの人は,長丁場の披露宴のどこかでダラけたり,崩れたりするものです。私は人間国宝をちらちら見ていたのですが,いつも朗らかで,「今日はめでたい」という感じがまったく崩れないのです。どこからみても絵になる方でした。

 数年前,草彅剛さん主演のお芝居を妻と観たあと,劇場近くの路上で,草彅さんを間近にみたこと。
 「出待ち(劇場の出口で役者をまちぶせ)」ではなく,おわってから,近くの居酒屋で一杯やってフラフラ歩いてたら,みかけたのです。

 草彅さんは,何人かのファンの女性に囲まれ,「プレゼント渡していいですか?」と声をかけられていました。「いいよー」と,上機嫌な様子でした。舞台のあとで疲れてそうなのに…

 ウチの妻はSMAPの大ファンで,とくに草彅さんがひいきなのです。だから,大よろこび。数年たった今でも,ときどき思い出してほくそえんでいます。

 これが,有名人をみる「眼福」というものなのでしょう。
 
 私も,以上のことを思い出すと,なんとなく幸せな気分になります。
 
 この手の体験は,多くの人にあるのではないでしょうか。
 美しい人,何かを極めた人,そういう人をみるのは,やはりたのしい。
 人間をみることは,人間にとって最大の娯楽です。

 妻は,ときどき夢でSMAPメンバー,とくに草彅さんと会うそうです(笑)。
 私も,夢で安室さんや手塚先生と会ってみたいけど,まだ会えていません。

(以上)
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