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2013年04月20日 (土) | Edit |
「自分で考えるための勉強法」シリーズの9回目。

「基礎」から始めるのではなく,
「面白いところ」から始める。


勉強は,「基礎」から始めてはいけません。「基礎」ではなく,あなたにとって「面白いところ」から手をつけます。

「基礎」と一般に言われているところは,たいていつまらないところです。せっかくやる気になっているのに,そういうつまらないところに無理につきあっていると,意欲がなくなってしまいます。

たとえ,「それは初心者向きでない」と言われても,自分の興味のあるところから始めましょう。

興味があるということは,完全ではないにしても,あなたにはそれを消化する能力があります。まったく理解不可能なものに,興味をおぼえることはないからです。「面白い」と思う部分まず手がけ,そこからだんだん興味を広げていくのです。

さて,そういう「興味のおもむくまま」という勉強は,大切な基礎が抜けているために,壁に突きあたるかもしれません。そのときこそ,「基礎」をやればいいのです。ある程度勉強したのだから,自分に何が欠けているのかということも,もうわかるはずです。あなたが基礎だと考えることは,一般に「基礎」と言われているものとはちがうかもしれません。でも,自分の感覚を信じることです。

基礎の習得には,地道な努力が要求されます。でも,「自分の興味を深めていくのに,これが必要なんだ」と自覚していれば,がまんできます。結構楽しかったりします。何もわからないうちに,「これが大切な基礎なんだよ」と言われて,なんとなく取り組むのとはちがいます。

基礎をやる前に,「楽しさ」を知るほうが先です。それを知ることが,本当の基礎なのです。「つまらない」という感覚からは,何も始まりません。

(第9回おわり,つづく)

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